マレーシアで食べられる安くて美味しい食事は色々ありますが、
私がこちらにきて一番好きになった食べ物がバクテーなので、
まずはそちらを紹介します。
バクテーとは、土鍋で煮た豚肉のことです。
イスラム教では豚肉は禁止ですのであまり食べず、
中華系マレー人がバクテーを好んで食べます。
バクテーとは、私は「豚肉の醤油漢方煮込み」です。
肉骨茶は、豚肉が以前は比較的安かった事から
労働者が食べるものだったそうですが、最近ではキノコや白菜、
また豚の他の部位(臓物など)も入っているものが多く、
一人15RM~20RM(450~600円)するので、
普通に食事をするよりも高めです。
私もバクテーは大好きなのですが、気になることが一つあります。
こちらで仕事をしている日本人にバクテーが好きか?と聞くと、
「まあまあ」
という答えが返ってきます。そして、バクテーの食べ方の話をすると
大体の人が出された物をそのまま食べています。
しかし、中華系マレー人と一緒に食べに行くと、
みな一工夫して食べています。その工夫でとてもおいしくなるのに、
日本人は何もしないまま食べて、バクテーの持つおいしさを知らないまま、
というケースがかなり目立ちます。
本当のバクテー のおいしさを味わえないのは悲しいことです。
ですので、ここでは同僚と一緒に食べに行って学んだ、
バクテーのおいしい食べ方を紹介します。
バクテー屋に行くと、バクテーをおいしく食べるために必要な調味料が、
テーブルの上においてあります。各テーブル一つの場合もありますし、
適当においてある場合もあります。店員さんに頼めば大体そろえてくれますので、
安心してください。好みに合わせて使いましょう。
どこのバクテー店でも
①液体な醤油(右側)
②ドロドロした醤油(左側)
③ニンニクみじん切り
④青唐辛子
大体この4個はおいてあります。これをお好みで混ぜます。
私は④③②①の順番で自分の小皿に入れて混ぜます。
そして、ニンニクや唐辛子のエキスが醤油と混ざって最高のソースになります。
注意点としては、
1)唐辛子は入れすぎと辛いので、3粒~6粒ほどにしたほうがいい。
2)最初は、調味料を少しづつ入れ、味見をしながら量産すると良い
3)ニンニクは匂いが・・・と考えない。おいしくいただくことを最優先!
バクテーは土鍋料理です。
土鍋でドンと持ってきてくれます。普通の豚肉のほかに、臓物系が入っていることもあります。
こうやって、つけて食べます。
人数が多い場合は、一緒に野菜などもオーダーするといいでしょう。
また、バクテーのほかにドライバクテーというのもあります。
豚肉の他に、オクラが入っています。さらに、
イカの細かく切ったものが入っています。
このイカの風味がとても良いアクセントになっているのが特徴です。
最後に、バクテーにはシンガポールが起源と言う説と、
マレーシアが起源という説があります。
個人的にはマレーシアでバクテーを覚えたので
バクテーマレーシア説をサポートしたいと思います。根拠はありません。
ブキビンタンにあるお勧めのバクテー屋への、
迷わない行き方を紹介していますので、よろしければどうぞ!
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