今日、3回目の狂犬病ワクチンをうってきました。
月曜日から、クアラルンプールのさまざまな病院に
メールや電話をしてわかったことがあります。
狡兎死して走狗烹らる、です。
昔まだKLが開発されておらず狂犬病が蔓延していた
時代には、もっと多くの病院が在庫を抱えていたことでしょう。
しかし、愛犬家の知り合いによると、
「もう、マレーシアではほぼ狂犬病は絶滅したからね」
とのこと。マレーシアではもはやフロッピーディスクのごとく
昔の話なのです。
発展具合も医療レベルも圧倒的に
クアラルンプール >>カトマンズ
ですが、発展すればするほど不要になるというのが現実です。
私がうったワクチンは
2011年8月9日製造、
2014年7月期限切れ
でした。病院としては、デッドストックに近かったわけですね。
これで、ワクチンが病院で好まれない背景もわかります。
この病院は株式会社らしく、利益を上げることが求められます。
そうなると、場所だけとって儲からない薬は置かないでしょう。
大病院でも、狂犬病ワクチンを置いていないところもあります。
どの病院もHRIGやERIGをストックしていない点も納得がいきます。
もしネパールで接種しなかったら、マレーシアではできませんでした。
本当にあのとき迷わずにうっておいてよかったです。途上国ほど
ボリュームが大きいので狂犬病の治療はしやすい。
天然痘とかもそうかも?
狂犬病治療は、罹患した国か蔓延している国で行いましょう!
ネパールでの治療情報はこちら↓
コメント
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凄い教訓を得られました。