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この本で書いている内容は、今仕事をしているアニメの会社にも結構当てはまるので、
特にこれといって新鮮という感じではなかったというのが正直なところだけど、
ある意味そういう業界でそういう仕事の仕方をしているので仕方ない。
今マレーシアで仕事をしているのも、合弁元の日本企業から仕事を受けている
わけだからこの本で言っている流れに沿った形になる。

2Dのアニメは韓国や中国、タイに流れていった。日本で仕事をするのは
厳しくなっているが、3Dも基本は同じだ。競合は世界中にある。 

3Dアニメでは、アセットの作成はあそこに外注して、
アニメーションはあの会社で、ライティングとコンポジットはここ、
みたいに外注を使い分けるところもあると思います。
といってもいまいちピンと来ないかもしれませんが、
製造業でたとえると部品作成はA社で、組み立てはB社、
塗装と梱包はC社に頼むみたいなイメージで、どんどん増えている。

契約ベースで仕事をする人をまとめるのはこの会社では日本人ですが、
外国人の管理職も沢山いる。親会社の社員でも結構多くの人が外国人。
国籍に関係なく、仕事ができるかどうかのみが問われる世界。

そういう中で会社も個人も、どうやって少ない支出で大きく利益を
出せるかを考えながら、仕事をまわして必死に考えている。 
そして進捗や質問、報告チャットの内容に一喜一憂している。

この前、シンガポールで日系企業のCEO付通訳の仕事で募集があった。
年600万円くらいだすというシンガポールでは破格の求人だった。
これから、もしかしたらこういう案件が増えてくるのかも知れない。

自分がこれからどうして行くかというのは現時点ではなんとも言えないけど、
現実を認識した上で道を探っていきたい。日本国内のみで仕事をしていて
実感があまりない人にこそ読んでほしい。動きがないように見えても世界は動いている。