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@kanchan_r さんが

「賢者は歴史に学ぶというが、人の歴史に学ぶことと、
単に真似る・なぞることの違いってなんだろうか?」

と書き込んでいたので

同じ失敗は繰り返さないとか、失敗を応用して似た失敗をしないようにとか?
あと再現が可能かどうかで、マネるべきかどうかは判断したほうがいいかも?

と返信してみたところ、ふと

「海外就職は、再現性あるのだろうか?」

という疑問が頭に浮かんだので考えてみた。

結論は「あるっちゃあるけど、ないっちゃない」です。

海外就職の再現可能性が比較的高い面をあげると、
採用をもらうだけの再現
が「再現」の定義であるなら
東南アジア就職はかなり再現性は高いと思われます。

または私のように分野を狭くして

「通訳翻訳実務経験ほぼ0だから、経験を積みたい」


という人
で、ある程度の英語力と日本語力と社会常識があって
インドのIT企業に履歴書を送れば多分採用されます。
こういった再現性はあると思います。


でもその先に何があるのか、現地採用の次に何をするのか、
まで含めた再現性では、「再現性はあまりない」と思います。


インド企業で修行しても、実力が伸びなければ
次に通訳に転職したくても採用のトライアルで通りません。

同じクラスで勉強しても15点と100点の生徒が出るような物。

さらに同じ日系の会社でもトップが変われば方針も変わる。
国の経済状況や内政事情も風見鶏という国もあります。

また、
同じ国でほぼ同じポジションでも職務内容が全然
変わるので、ある意味では再現性が低いと思います。

同じ仕事でも印象が違います。私は内定が3個でました。
①製造業工場内通訳+工場管理職 ②工場建設現場監督通訳 ③日本とマレーシアの合弁アニメ会社

これを見ただけでも、それぞれ全然印象が変わります。
つまり、マレーシアで通訳翻訳でも印象全然違う。
これが隣国になれば尚更再現性は減ると思います。

あと現時点で成功のモデルが少なすぎるし、
そもそも成功の定義がまだ曖昧。
結局海外就職は、
やりたきゃやればいいとしか言えない。

でもこれって日本の転職でも同じ?