FreshAer-Business-Deals
日本とマレーシアの合弁企業としてやっているので、
資本もほぼ半々で今の会社は成り立っています。

日本側から管理者を派遣して、現地スタッフが
手を動かすのがメインです。といっても、もちろん
日本側も手を動かす事ももちろん出てくるのですが、
通訳として見ていて色々面白いです。

「いわゆる日系企業の駐在員」というと余りいい
話を聞きません。やれ本社の方をむいていて
ローカルの人と交わらない、週末はゴルフと
日本食ばかりで現地の事を知ろうとしない、などなど。

実際駐在として海外で生活するのも楽ではないし、
会社から任命されて来たくないのに来ている、
という面もあるのでしょう。

ただ、アニメなんていう特殊な業界だったり駐在の人も
みんな若いひと(ほぼ同年代)なのでなのかもしれませんが、
私が日々接している駐在員は、なんかそういうのと印象が
違うのかなぁと感じています。

①スキル・能力がある

アニメなので、絵がダメなら人から尊敬されません。
そこがしっかりとしているだけでなく、スピードも大事です。

「ローカルスタッフ2人分の仕事量に、一人でも負けない!」

という発言を日本人駐在員から聞いたこともあります。

インドで翻訳していた時も私とインド人翻訳者でそれくらいの
スピードの違いはあったので、やはりなぁと思います。

②管理能力がある

管理者(日本側)が態度だけデカくて、マネジメントの結果
全体が前より上手く回らないと尊敬されません。第一線で
活躍している人が送られているので、日々問題が発生
しますがいい方向には向かっています。しっかりと、
着実に、淡々と手を打っているなぁという感じがします。

 1)社内ルールや納期を自分の都合で曲げず、全体最適

 与えられた人と時間と機材でどうやるかは管理者次第。
 そこで最大限工夫して上手くやるのが大人です。裏から
 手を回したりして人に押し付けるのでなく、仕事をしないと。

 2)責任をきちんと取らせる

 日本側に問題があるならそれをちゃんと指摘してこちらに
 被害が及ばないようにする。こちらに問題があれば謝る。

 「自分の身は自分で守る」

 ということを実行しつつ処世術として教える事も大切。

 3)問題は起きるものという認識を持つ

 問題が発生したら人に原因があるのではなくシステムに
 原因があるとまず考えて、どうすれば同じ問題が発生しないように
 なるかを考える。もしもそれが短期間で解決できないなら
 長期の是正策と当座の対策を考えるべき。

 って口で言うのは簡単なんだけど大体上手くいってないし(涙)
 こういうのって根が深いから色々大変なんだけど、とりあえず
 優先順位つけてまぁ一歩一歩やるしかないよねっていう話。

③体育会の強制をしない

車で送ってもらったりした後にその車に礼をしながら見送る、
というのは日頃から世話になっている人に対する感謝の表現として
学校教員時代からしていました。それをみて日本側トップの人が

「日本の体育会系あんま好きじゃないから、
ああいうのしなくていいよ。せっかくそのへん
ゆるい会社にいるんだからさ、まじで」

っていうノリ。

まぁ、そう言われても私は続けてしますけど、
こういう感じの方が私は好きです。

④惜しみなく技術を与える

日本の方が経験値があるのでやはり管理側になっていますが、
そこで変に持っているものを出し惜しみをしないで、思いっきり
共有して相手に上手くなってもらったほうが全体は確実に
うまく回りますので、そこを意識した行動をしています。

 1)知識

 アニメの中での話でも、物理法則に基づいた絵を
 作ったほうが説得力が出るよ、っていう話をしながら
 参考のWebsiteを紹介したりしている姿をみると
 ちょっとカッコイイわーこの人と思いますね。

 2)ノウハウ(例えばデータ整理の仕方)

 「データは誰が見てもわかるように整理すべし」

 といった日本ならある意味で当たり前の仕事の
 仕方ができていない場合もあるので、そこから
 しっかりと教えていくというのが大事です。

 3)仕事を隠さない

 「多分当たり前のことをやってるだけなんですけど、
 うちの会社の知識とかの共有の仕方好きです。」

 って話をしたところ、

 「ウチは仕事のノウハウとか知識を共有しないと
 怒られる企業文化だから、みんなバンバン出して
 ブラックボックスは作らないようにしてる」

 というすごい回答が。日本では自分のポジションを守る為に
 嫌がるひとがいるとかいいますが、逆のスタンスですね。

⑤安い労働力ではなく、対等なパートナーとして

マレーシア側の社長が、社外の人と話をしている際に

「結果を出しているマレーシアの会社に対して、外資が
合弁しようと誘いかける事はよくある。でもcheap labor
(安い労働力)としてしか見ていないことが結構ある。」

という話をされていたのが印象的でした。そういう中で合弁を
組んでいるという事は、日本側が比較的そうではない態度
だったのかなぁという感じがしました。結婚と同じで縁だな。

とこんな感じで書くとなんかものすごくいい職場の様に
聞こえるかもしれませんが、概ね間違っていない面も
ありつつここには書いてないけど色々アレな部分もあります。

でも、なんだかんだでいい感じで切磋琢磨している感じが
するので良い職場だと思います。こういう感じを維持しながら
やっていければいいけど、こういう感じの逆の人が上だと
あまり喜ばれないだろうなぁという感じがしています。 

あとマレーシアでの生活をみんなが楽しんでる
っていうのも大事だと思う。週末に会社の人と一緒に
なんかしらのイベントに参加したり、 なんだかんだで
日本人は皆 充実した生活をこっちでしていそうだから。 

今週末は日本人団体でペナンに皆で行くことになりそうです。 
安宿&LCCで格安旅行の準備中です。