夕陽
インド滞在前から、実はYahooブログを使って文を書いていました。その中から
記事に加筆・修正して使用しましたが、気がついたことを3点でまとめます。

 難しさ1)テンションの不一致
 難しさ2)文のスタイル・校正の難しさと匙加減
 難しさ3) ブログ用の高コンテクストな文→書籍用の低コンテクストな文への変換

  難しさ1)テンションの不一致

ブログの文自体のノリが一致していない事があります。

勢いで書いた文(例:ってかマジでありえねえし、こんなん。)

が出ているページをめくると全く違う感じの文があったりします。

冷静に書いた文(例:続いてインドの給料相場ですが、)

これが混ざっていると、読み手としてはやはりテンションの不一致から
一貫性のなさを感じるかもしれません。そう思うと全体のテンションをどうするか、
と悩みます。結果、記事の中には全面改訂が必要な物もありました。

  難しさ2)文のスタイル・校正の難しさと匙加減

更に、私は文語と口語が混ざった文を書くという不思議な
性質をもっています。これも困ったものです。 

そのあたりを見直して、書き直すとまた誤変換や誤字脱字が・・・
という作業をずっとしていました。 とくに校正は自分一人では
気が付けないミスがあるので、何人もの知り合いにお願いしました。

かといって、あまり工数をかけすぎても大変です。
時間も労力もかけたのに売れない、となるとやはり
悲しくなります。そのバランスは特に難しいです。

 難しさ3) ブログ用の高コンテクストな文→書籍用の低コンテクストな文への変換

伝えたい内容があって

単語→文→段落→章→一冊の本

とつないでメッセージを伝えます。その結果、
「伝えようとした」ではなく「伝わったかどうか」が大事になってきます。

「私が知っていることはあなたも知っている、
が前提で本を書くと絶対メッセージは伝わらない」


と知り合いから指摘され、なるほどそりゃそうだと思いました。例えばこれ。
リキシャ
インドのTaxi、オートリキシャです。

呼び方は「オート」が一番多いですが「リキシャ」「オート三輪」「タクシー」
またはタイなどでは「トゥクトゥク」、お隣スリランカでは「three wheeler(三輪の英語) 」です。
書いている側が「オート」と最初から書いていたのに、突然「リキシャ」を使うと

「リキシャ?え、なにそれ?美味しいの?」

になってしまう可能性もあります。そういった読み手の視点を無視して
当初は書いていました。例えるなら、頭がいい人が先生になって

「これくらいわかるよね?ついてこられるはず症候群」

になっていたわけです。ここは本当に反省しました。

「自分が2年の生活を経て慣れたインドを、
インドを全く知らない人に紹介する」


為に本を書いているのだから読み手の視点を意識する事が大切で、

読みやすいか、わかりやすいか

を常に吟味する必要があります。「これくらい当然」なんていう社2病な態度で
本を書いてはマズい訳です。特に「インドと言われてカレーとヨガファイヤー
しか浮かばないレベルの人」も対象にしている以上、コンテンツ製作者としては
多分当たり前の事なのではないかと思うのですが、気がついていませんでした。
また、ここを超えるのが

情報消費者→生産者のジャンプに必要な視点

だと感じました。といっても、私自身まだまだ勉強が必要ですし、
海千山千のツワモノの方々からしたら、たかが一冊、この程度のレベルの
物を作った位で良く言えるねというレベル
のものでしかないでしょうが。

無料ブログなら、それを無視して書きたいように書いても文句は
言われません。特に固定層向けにブログを書くのであれば、尚更

「継続して読んでくれる読者」

対象の文になり、用語の説明や背景説明が不要になったり、
文脈によって伝える部分が増える可能性があります。しかし
有料にした瞬間からその文脈がなくなり、切り離されます。
その視点から自分の書いた記事を再度見ると、

「まとまりがないなぁ、何か読みにくいなぁ」

と感じる事がありました。日本の顧客は世界一厳しいとも言われています。
アプリの酷評レビューにも、それは現れています。そうなると一つ一つ
その「つまずき」を取り除く必要が出てきます。今でも取りきれていない
ものがあるかもしれませんが、そういった配慮も必要だと思いました。

一つのテーマに関して掘り下げる電子書籍を書く場合、
ブログ記事はあくまでも材料であって、それをどう調理して
本にするかというのは全く別問題だと思いました。


まとめ

気軽に出版できるのがキンドル電子書籍出版の良さですが、「有料」で
世に出すなら「物を売ることと買うこと」の原理はついてまわることを
忘れてはならないと思います。面白ければ文句は言われないと思うのですが。

どんな感じで私なりにつまづきを取り除いたのか、読みやすさの為に
どんな工夫をしたのか、興味がある方は・・・

hyoushi

インドに行くなら草食系な南インドに行こう! 地球の歩き方にあまり載ってない、もう一つのインド
よろしくお願いします!まずはサンプルからどうぞ!

問題)以下の写真の総計はインドではいくらでしょうか?

右上)マンゴー1Kg

右下)バナナ1Kg
ペット)炭酸水600mL
左下)はちみつ500g
左上)牛乳500mL
買い物
 
<解答>

牛乳500ml 30円
マンゴー1kg 50円
バナナ1kg 30円
はちみつ 500g(ここでは結構いいやつ)  250円
ソーダ水600ml 25円

合計:大体380円ほど  です

私の 著書には毎月の生活費やら不動産の話なども出ています。よろしければどうぞ!