やのなのねのblog

学校教員→通訳学校→インドのIT企業で通翻訳(日本語スペシャリスト)→日本・マレーシアの合弁アニメ系企業で通翻訳(通訳多め、トランスレーター)→シンガポールの日系メーカー(通訳専属)

2015年03月

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今日は知り合いとムトゥースカレーに行ってきました。
日本のガイドブックにものっている有名店です。

いつもは南インドカレーを食べるのですが、
久々に北インドっぽいカレーを食べに行きました。
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有名店ムトゥースに行くのは初体験でした。ほうれん草のカレーや、
パニ-ル(チーズの塊)が入ったカレーはもちろん美味しいです。

ただ、ふと感じたことがあります。

「これ日本でも食べられるよね?」

そして、会計をしたところ、一人35SGD(約3000円)でした。

「これ、日本と値段変わらないよね?(または日本より高い?)」

一応断っておきたいのですが、普通に美味しいですよ。
悪くないですが、これはここで食べないといけない理由はないなぁと感じました。

逆に、先週南インドのカレーを楽しむ会で行って食べたようなカレーは、
こういった点が少し違います。
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①日本でも食べられるけど、東京とか大都市でないと南インドカレーは食べられない。

②日本だとランチなら1000円ほどですが、ディナーでは2-3000円することもある南インドカレーが、最も安い値段で500円ほど、一番高いものでも800円ほど。
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という訳で、結構シンガポールで食べたほうがバリューがでると思います。
(インドだと100円で食べられる、というのはまた別で考えましょう(笑)) 

 第8回南インドのカレーを楽しむ会

日時:3月22日(日)の昼の12時
集合:ファーラーパーク駅の出口F(地上)

注)3月29日は主催者がマレーシアにサッカーの試合を観に行くので主催をしません。
自主トレは各自でお願いします。
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今週も南インドのミールスを食べに行きました。今回は過去最大の参加者が。
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なんと私を除いて18名です。(この写真では一部インド人や店員が混じってます)。

色々な人と話をできるのが楽しみの一つなのですが、
座席の都合などにより一言もまともに話をできないまま
終わってしまう人が出るのが本当に残念です。

参加者が多く入るのは本当にうれしい反面、
どうしようかなぁという感じです。

・・・と思えば次回は誰も来ないなんていう可能性もありますので
とりあえず様子を見ながら参加者みんなで楽しめる方策を見つけたいですね。

第7回)3月15日(日)
集合時間)昼の12時
集合場所)ファーラーパーク駅の出口F(地上)

注)3月29日は主催者がマレーシアにサッカーの試合を観に行くので主催をしません。自主トレは各自でお願いします。
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※以下の記事は、あくまでも著者の想像ですので、ご了承ください。

通訳学校大手の一つ、インタースクールが会議通訳コースで
プロ選抜科を作ったそうです。

プロになり
たい人、1年たゆまず努力できる人募集

という踏み込んだ表現をしていますが、一年という短い期間がポイント。他の大手通訳学校は、こういった動きをしていないので余計に目立ちますね。これに関して私が感じたことを書きたいと思います。


①なぜインタースクールはこれを導入したのか?


インタースクールに通っている人とスカイプ相談をしましたが、その人の話によると最近は本気で通訳を目指している人よりも、通訳になるつもりはないけど英語力向上のために通ってますという受講 生のほうが多いらしいです。(実際クラスも約10名中、目指しているのは自分だけ、と言っていました)本来の通訳者養成学校ではなくなりつつあることに危機感を感じているのでは、との事でした。

 
 
ですので、やる気のある人を囲い込んで、ある程度経験を積んだ状態の人を育成したいのではないか、と考えています。
 

また、団塊世代の引退や世代交代のため人数減→人材不足を補うため、という点もあると思います。オリンピック関連で通訳市場の需要が拡大する事を考えると、更に人手が足りなくなりそうです


つまりドラゴンボールで例えると、


「来年にはサイヤ人が来るから、この1年で一人でも多く(ヤムチャレベルでも)Z戦士が欲しい」


なのです、きっと。


②本当に1年でプロになれるの?クオリティとしては大丈夫なの?


1年後のゴールが「プロ通訳」なので、フリーの会議通訳になれるとは言っていないですね。国際会議などで活躍できる人を目指してもらうという表現ですね。1年でそのレベルまでいく、とは決して言っていないのがミソ。


以前週刊Abroadersの記事でも書いたように、日本の通訳市場ではポテンシャル採用がほぼありません。確実にタスクをこなせる安全なレベルの人のみを斡旋する傾向があります。しかし、逆にインハウスの仕事で求められる内容は、現場経験と背景知識で何とかなる部分が結構あります。語学の基礎力がある人を選んで、磨きながらしっかりと勉強させれば1年で社内通訳なら理論上可能、というのは理解できます。


社内通訳の仕事を斡旋すれば「プロ通訳」にしたと主張できるので最低の保証としてはOKですし。

③そこを出たら、どんな仕事がもらえるの?

スキルに応じてとなると思いますが、en派遣では2000円前後の仕事が全体の中では多いので、その辺ではないでしょうか。市況からも通訳翻訳の給料が微減となっており、通訳翻訳で高時給の案件が減っているため、インタースクールもある程度売り上げを頭数で確保する必要が出たのかも知れないですね。

今、企業が求めるのは高単価でスキルある人よりも、そこそこの単価で最低そこそこ以上、できれば同時通訳もできて文句を言わない人だと思います(そんな人は滅多にいないので無理ですが。そこのゾーンでボリュームが欲しいのだろうから、戦略としては相当ありだなぁ、と思っています。

1年でも大丈夫なら、本科は2-3年かかるのは何故?

悲しいですが、私のような日本で教育を受けた「普通の英語ができる人」だと、ある程度長期間勉強した人でないと、危なくて日本市場では社内通訳としても使えないのではないでしょうか(海外は随時ウエルカムなのですが)。一方、素質がある人の方が`短期間で売れるレベルの人になる確率が上 がります。そういった人に手間ヒマかけるほうが、資源のより有効な活用という点では正しいですね。

または、こんな感じのラーメン屋に似てるように見えるのは気のせいでしょうか。

⑤スクールの売り上げが減るのは良いの?

むしろ、通訳としての早期稼動による刈り取りを目指していると思っています。例えば英語圏の大学&院を出た、通訳学校の生徒で比較的英・日両方のレベルが高い人が、通訳になりたくて学校にきたとします。

この人に関して、会社として売り上げが立つのは以下3個です。

A テスト費用&入学金
B スクールへの授業料(在籍し続ける限り)
C スキルが上がってから企業に派遣する事で、派遣会社としてもらう報酬(派遣で仕事をする限り)

以前は、素材として良い人にもBで2-3年ほどスクールに通ってもらって、お金を落としてもらっていました。しかし、上記①と②の背景があるので、Bを削ってもCで売り上げを立てればOK、実務経験を積んだ人のリストを増やせればなお良し、という戦略に切り替えたのではないでしょうか。

更に、3年という短期でみれば収入は増えそうです。

スクールに通う場合

学費 1年で約55万円
学費 短期コース約18万円

合計 約73万円×3年=約220万円

プロ選抜科&2年仕事

学費 1年で68万円

で、仕事をもらうとします。

時給2000円の仕事だと×8時間×5日×4週間×12ヶ月で年収は3,840,000円です。
このうち派遣会社の取り分は30%として、1,152,000円です。

合計 68万円+115万円×2=約300万円

プロ選抜科だと、2年間の仕事期間に教室にもう一人多く入れることができるようになるので、経営的にもいいですね。先生の人件費も無いですし。

感想


これを業界トップのサイマルなどがやるとびっくりですが、ペプシ的なインタースクールがやるあたりが戦略的で好きですね。財務的にも人材育成的にも、正しい判断だと思います。

ただ学校利用者視点からすると、クラスに自分よりも上手い人がいて半歩先のパフォーマンスをしているのが刺激になるのですが、そういう機会が減ってしまうかもしれない、というのは残念ですね。

このクラスに入っている人がいたら是非ご連絡をいただけるとうれしいですね・・・。
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毎週日曜にやってる南インドカレーの会。今週は6人の方が参加してくれました。
今日はみんなでデザート「グラブジャムン」を追加で食べました。

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ルックからは「何これ?」感が相当あることと思いますが、
一言で言うとシロップ漬けドーナツです。
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ドーナツの中にガムシロップがしみこんでる感じ。ひたすら甘い。
この食材の関連記事は以下の通り。

http://portal.nifty.com/2010/05/04/a/d.htm

来週の要綱です。

第6回)3月8日(日)
集合時間)昼の12時
集合場所)ファーラーパーク駅の出口F(地上)

集合場所がリトルインディアではなくファーラーパークになっています、ご注意ください!

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今日はうれしいお知らせがありました。

以前スカイプ相談をした人が、通訳業務が2割くらい含まれるプロジェクト付の
翻訳の仕事を東京でスタートすることになった、と連絡がありました。

8か月間別な会社で同じようなプロジェクト付の翻訳をやってきて、
少しづつシステム開発やプロジェクトの動き方など知識はつけられたので、
背景知識で足りないスキルを補うことができるかなと思って
思い切って飛び込んでみることにしました!

この職場で向うから切られない限りは、最低1年は頑張って
学校にも通いつつスキルを上げて、さらに通訳の分量が多い
仕事に移っていきたいと思っています。

との事でした。すばらしい!!

少しでも早く上に行きたいというのは誰しもが思いますが、
簡単にはいきません。 私も2年間インドで翻訳をして、
少しづつ実績を積み上げてから通訳の仕事をしたというように、
一歩一歩ステップを上がってきました。

採用側を一番安心させるのは

「自分はこの仕事を前の職場でやっていました」
「前の職場でやっていた~の延長なのでOK」

といえるか(とスキルテストの結果がそれに見合ってるか)
なので、常に研鑽して、努力を重ねることが必要ですね!
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