やのなのねのblog

学校教員→通訳学校→インドのIT企業で通翻訳(日本語スペシャリスト)→日本・マレーシアの合弁アニメ系企業で通翻訳(通訳多め、トランスレーター)→シンガポールの日系メーカー(通訳専属)

2014年01月

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実は今、旧正月休みでタイのチェンマイに来ています!
ここで狂犬病に関する情報を得たので取り急ぎで共有します。

チェンマイラムホスピタルという病院で狂犬病の治療が
できるみたいです。それもここでは、
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日本語通訳がいる上に(保険次第になるかもですが)
キャッシュレスで対応してくれるところもあるようです。
日本語フォームも用意してありますので、安心。
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受付。かなりしっかりしっかりした印象です。
狂犬病のワクチンや血清の値段を聞いてみました。

①ワクチン
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この写真をみせたら

「それ」

とのこと。ネパールで接種したあのインド産ワクチンを
扱っているようでした。お値段は850バーツ(約2500円)。
日本では一回13000円とかもあるらしいので、ずっと安い。

ネパールでは600円だったんだけどね・・・

②破傷風の薬

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1mlで1000バーツ(3000円)とのこと。
ネパールでは村の診療所で60円だったのに。

③血清(HRIG)

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こちらが一つで3600バーツ(約12000円)
この場合だと6本必要なので72000円かかっていたことになります。

もし東南アジアで狂犬病に罹患する可能性があって、某ネパールの
病院みたいに約2倍の値段で売るアレな病院しかなかったら、
タイのチェンマイに飛べ!ですね。色々はかどるぞ。 
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クリスマスと比較すると、再利用が色々見られます。
どこかでみたことがあるこのキャラとかも。
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この器も正月っぽい。
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パビリオンの看板がお出迎えです。
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なんかすげー。
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下からみるとこんな感じ。
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そして干支の馬が階段に置かれています。これは可愛い。
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ピンクと赤と金は、中華街とも同じ。
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そしてバレンタインとかぶせてきています。
さらに、メリーゴーラウンドはクリスマスのをそのまま再利用。
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クリスマスはすごくみんな乗っていたけど旧正月にはスカスカに。
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印象としてはクリスマスの方が派手な感じも。
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商戦という意味では、旧正月はあまり買うものがないのかもですね。
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日本ではほぼ絶滅した狂犬病ですが、途上国ではまだまだ蔓延しています。
ネパールの首都カトマンズでは年間15000人が犬に噛まれて病院へ行き、
年間200人が亡くなっているという話を聞きます。

ちなみに狂犬病といっても、犬だけでなくサルなども感染源の
可能性もあります。もしかしたら発症しないかも知れないけど
発症するかもしれない。感染→発症するとアウトなのでいかに
発症しないかがポイントになります。
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ネパールに2013年末から年明けまで滞在した際に
足を犬に噛まれてしまったので、1か月かけてワクチンなどを接種した
経験を共有します。治療において気をつけるべきことなどをまとめました。

少しでも途上国で生活をする、旅行をする皆さんの参考になればと思います。

ネパールで狂犬病の予防接種をしていなそうな犬に噛まれた件

この写真は破傷風のワクチンです。
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犬に噛まれたら、すぐに石鹸などで洗浄し、消毒しましょう。
噛まれた当日(0日目)の治療は

破傷風(Tetanus:テタナス)

狂犬病(rabies:レイビーズ)のワクチン(vaccine:ヴァクスィーン)

です。0日目から3,7,14,28日後にもワクチン接種が必要らしいです。
私も5回ワクチンをうちました。

海外在住者・バックパッカー必見!海外で犬に噛まれた際に少しでも安く上げる方法

ワクチンをうっても、抗体が体にできるまで約1週間かかります。
噛まれ方にもよりますが、予防接種をしていない場合は
血清(serum:スィーラム)をうっておくことをお勧めします。
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この写真はウマ抗狂犬病免疫グロブリン[equine rabies immunoglobulin : ERIG]

ただ、ERIGは約1%の人でアレルギーが出ます。その場合接種するは
ヒト抗狂犬病免疫グロブリン[human rabies immunoglobulin : HRIG]。

後者は3000~4000USDとものすごく高額らしいです。
保険に入っていれば安心ですが、無保険は厳しいですね。

ERIG、HRIG共に噛まれてから1週間以内に接種しないと
意味がなくなるらしいので、なるはやで。

クアラルンプールで狂犬病のワクチンをうてる場所

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クアラルンプールの病院でも一応狂犬病ワクチンは接種できます。

住所: Lot LC 402-404, Level 4, Lot C,, Suria Klcc Jalan Ampang, Suria KLCC, 50088 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur, Malaysia
 
電話:+60 3-2382 3500

ただし、一回16000円と値段がおかしいことになっています。

 海外で狂犬病にかかりそうになって治療に困ったらカトマンズへ飛べ!

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ネパールの首都カトマンズにあるCIWEC Clinicは、
一応日本語ができるネパール人通訳がいて狂犬病の
薬をストックしています。こまったらここへ行ってみてはどうでしょうか。


タイのチェンマイで狂犬病の治療ができる病院とは?

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もし東南アジアで狂犬病に罹患する可能性があって、
某ネパールの病院みたいに約2倍の値段で売るアレな病院しかなかったら、
タイのチェンマイに飛べ!ですね。



 ネパールで狂犬病治療をしてよかったこれだけの理由

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これはインドの会社が製造したジェネリック(代替薬品)の
狂犬病ワクチンの箱です。600円ほど。
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対してマレーシアで接種したフランス産の純正ワクチンは
病院で接種すると一回16000円。ちなみに普通の病院では
ワクチンを置いておらず、国立系の病院またはハイクラスの
私立病院でないと無いようです。

クアラルンプールでは、狂犬病はほぼ過去のものになっており、
ワクチンを多くの病院では置いていません。経済が発展して
狂犬病対策を国がしっかりとやれば収束します。すると
薬も不要になるので見つけるのが大変になります。
HRIGやERIGもマレーシアでは、ほとんどおいていないようです。

最後に

「狂犬病の予防接種はするべきか?」

 と聞かれますが、私はしたほうがいいと思います。理由は以下の通り。

①ワクチン接種が5回でなく2回で済む(噛まれた0日+3日)

②HRIG、ERIGなどの血清をうたなくて済む(抗体が既に体内にあるので)



みなさんの海外生活に少しでも参考になれば幸いです。
↓ネパールに行く方は、よろしければどうぞ。





ちなみにこの本、瞬間最大風速ですが
ついに一位!
海外旅行ガイドで一位になったこともあるんですよ!



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旧正月も差し迫った日曜日、きっと中華系の皆さんはお買いもの
だろうと言うことで、クアラルンプールの中華街にいってきました。

※知り合いから、旧正月祝いの歌の動画アドをもらいました。
Youtubeです、興味あれば聞きながらこの記事を読んでみてください。
中華系の気分にひたれるかもしれませんよ!

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地味にランタン(ちょうちん)を飾るだけ?と思いましたが、
それだけではありません。店の品揃えに季節限定で変化が。
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見慣れない旧正月対応の店がちらほらみえます。
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こんな感じで、みんな売ってるものはほぼ同じ。
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①花(造花)もちろんチャイニーズ大好きな赤系統の色です。
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こんな感じのものや
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こんな感じで、値段はまちまち。
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本物だと若干高め。
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②ランタン(ちょうちん)

これをよくみかけます。こんな感じで、
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軒先に飾ってあります。
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一つ1000円切るくらい。
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③室内装飾系

とてもストレートで気持ちがいい。
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龍馬の精神ってどんな精神なんだろう。
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高知県の人、今年は中華圏がねらい目かもですね(?)
「龍馬」とは、駿足の馬の意味で、いい馬って意味らしいです。
もちろん今年の干支は午年ですので。

とにかくゴールド。そして赤。
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④花+人形
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何か可愛い感じのものが。
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これを売っているのは、中華街の露天の通りです。
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ハローキティとか懐かしいケロッピ(?)も。
版権とか色々大丈夫なのだろうか。

あと、干支にちなんだ馬の飾りも。
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そのほか

思いっきり日本語で招き猫。
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可愛いくまさん、容赦なくマジックで値段をかかれてる。
ビニールの上だからいいんだけどさ、何か、ねぇ・・・
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ちなみに私の手がこれくらいの大きさのサイズです。
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とイスラム圏のマレーシアですがクアラルンプールの
チャイナタウンでは旧正月真っ只中です。

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low

ちょっと前にこの一斉セールにのっかってみました。
kindo
明日までセールですがやや総括に近い感じでまとめます。
ネパール電子書籍表紙2
この本をセールに投入する前とした後でどう変わったか。
まずはポジティブな面をあげたいと思います。

①売り上げが伸びた

当たり前ですが露出が上がれば買おうと思う人にぶつかる割合は増えます。 
セール開始前の売り上げの約10倍の部数がはけました。

過去の本を購入された人や知り合い以外での購入者も結構出ていた
のではないかと思っていますので、これはきんどうさんの営業力に素直に感謝。

② 瞬間最大風速で海外旅行ガイド部門一位になった
ついに一位!
 売り上げが伸びれば順位も上がります。過去にできなかった事が
セールに参加して達成できたので、個人的には結構うれしいです。

③レビューで5つ星がついた

以下コメントを引用。

矢野氏の本を買ったのは2冊目です。
犬にかまれた後の治療経験をもとに、世界の狂犬病事情を少し書いた箇所など、
ご自身の旅行経験を他人のために役に立つ情報にまとめる力は感心します。

 
と、狂犬病に関して気に入ってもらえたようです(涙)

では、贅沢を言うなといわれそうですが
副作用に関して以下にまとめます。

①99円なだけにロイヤリティが少ない

250円本だと170円ロイヤリティがもらえますが、99円だと35円です。
100円本を5~6冊販売しないと250円本1冊の売り上げになりません。
売り上げは約10倍でもロイヤリティはほぼ2倍が実際の数値です。

②利益の先食いが懸念される

英語で言う low hanging fruits (低いところにあるので、収穫が容易な果物) で
収穫が一時的に増えました。
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そこを一通り収穫してしまうと新規顧客獲得がなかなか進まず、
これから売れない可能性もあります。 これは今後の売り上げ実数を
見てみないと分かりませんが、楽しみでもあり怖いところです。

とまぁ、こんな感じ。なんだかんだでセールに参加して、
ポジティブな面が色々ありました。そこが活きてきて、
セールが終了しても売り上げにつながって来るといいのですが。

最後に大事な点としては、単純に自分が一生懸命がんばって作ったものが
人に買ってもらえて、喜んでもらえる、ネパール面白そう、って感じてもらえるのは
単純にうれしいよね。趣味感覚でやってる分には面白いですね。

ちなみに、次の新作はセール出しますか?と聞かれたら今の私の回答は

本次第

です。

例えばネパール本のように短期旅行で行って作成した本だと、
セールなどを利用する可能性はあります。このタイプだと、

①ツボを抑えて作成の手間を我慢すれば、誰でも書ける
②将来的に同じようなものが出る可能性がある
③無料ブログも商売敵になる

この辺りの背景から、ある程度実績を早めに作る事が
必要になってきそうな気がしています。

ですが、すでに出している南インド本も東南アジア就職本のタイプの
中期~長期滞在経験ベースの場合は短期でのセールにも投入はしません。

特に南インド本のようにコンテンツに希少性があり、毎月コンスタントに
売れる商品になれば、値段を下げて販売する必要が無いからです。

就職活動本に関しては売れ行きは南インド本ほどでは
無いですが、ある程度潜在的に買いたいと思う人が
今後もしばらくは出続けそうですので、そのままです。

マレーシア生活が始まって半年経ちましたが、
マレーシアの電子書籍をゆっくりと作り始めて
いこうかと思っていますが、こちらはある意味で

ただの短期旅行者

とは違う視点での本になります。そうなるとやはり
安売りはしないで腰をすえてじっくりという感じになりそうです。

短期旅行者として行ったネパールで、短期旅行者の
ための本を書きました。↓セールは明日までです!
   
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