やのなのねのblog

学校教員→通訳学校→インドのIT企業で通翻訳(日本語スペシャリスト)→日本・マレーシアの合弁アニメ系企業で通翻訳(通訳多め、トランスレーター)→シンガポールの日系メーカー(通訳専属)

2013年10月

KDP
これは

キンドルダイレクトパブリッシングさんのアマゾンプライム貸本に関するロイヤリティ支払への回答

の続きです。私の本も、この貸本で何冊かレンタルされています。

8月はインド本が3冊、シンガ・マレーが2冊
9月もインド本が3冊、シンガ・マレーが2冊

さて、これでいくら利益につながったかというと、こんな感じ。

8月はインド本が1冊につき221円。シンガ・マレーが1冊につき221円。
9月はインド本が1冊につき237円。シンガ・マレーが1冊につき237円。

という訳でした。

ちなみにこれ、一冊につきの利益が私の本の場合285円の70%で
199円、写真が一杯で利益から15円位引かれるのを考えると、
どう考えても 「購入」では、200円は超えません。

つまり、貸本の方が儲かるというのがこの2ヶ月の様子です。
といっても、もしかしたら始まったばかりでご祝儀的に
アマゾンさんが払っているのかもしれませんが、どうなのでしょうか。

これ、100円の本だといくらもらえるのかかなり気になります。
Amazonで本を出している方、KDPセレクトのExcelデータで
先月の売上をDLして確認していただければと思います。

協力者求む!

再度、アマゾンからの説明を引用。

KDPセレクトグローバル基金の分配金は、登録されているすべてのKDPタイトルの有効総貸出回数に対するお客様の本の貸出回数を基に算出されます。たとえば、ある月のグローバル基金の総額が1,000,000ドルで、登録されているすべてのKDPタイトルの有効総貸出回数が30万回の場合に、お客様の本が1,500回貸し出されていれば、0.5%(1,500/300,000 = 0.5%)、つまり5,000ドルの分配金を得ることができます。

このグローバル基金が維持される事を願うばかりです。
あと、読者のみなさんで私の本の購入を迷っていたら是非借りてください(笑)  
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週末はシンガポールへ知り合いに会いに行ってきました。
LCCTから飛行機で飛んだのですが、LCCT⇔Sentral(セントラル)で
部分的に電車で移動ができる様になってました。
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もしかしたら結構前からこうだったのかもしれませんので
知ってる人からしたら

「今さら?」

なのですが、個人的にはこれは大ニュース!という訳で早速利用。
Sentral駅→LCCTのチケット売り場はKLIAの場所と同じです。
そこでLCCT行きと言うと2種類のチケットをもらえます。
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これは電車用。
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これが駅→LCCTのシャトルバス利用チケット。
両方併せて12.5RM(約400円)です。目的地のSalak Tinggi駅でも、
バスがどこか別に迷う心配もありません。
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階段を上がるとこんな掲示があったり、
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こんな風に行き方を教えてくれるので結構わかりやすいです。
駅をでるとこんなバスが待っています。
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荷物ももちろん車の下に載せられます。
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バスの入口には目的地が。
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揺られるほど20分〜30分です。
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ちなみに逆ルートのLCCT→Sentralは?というと、空港で入国審査が終わって
チェックイン荷物を回収したあと、歩いているとチケット売り場が。
ここではレシート一枚しかもらえません。こんな感じ。
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バス用と電車用の2枚が1枚に乗っているので
スーパーで一万円位買い物した長さのレシートをくれます。
(多分、バス乗り場でも購入は可能みたいです)
空港ではこんなバスが、コーヒービーンの前に止まってます
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車体にも値段を明記する明朗会計。
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それと、レシートにはQRバーコードも付いています。
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これは、改札のここにピッてします。
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Sentralで降車する際にも、最後に改札でもう一回ピッてします。
なくさないようにしましょう。あと、電車のドアは押しボタン式です。
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開かなくても驚かないように。特にLCCT→Sentralは
始発ではないのでドアが自動ではありません。

私自身が空港→セントラルではバスしかないと思っていたのですが
違ったので他の選択肢があって嬉しいです。あとこのメリットは何かというと

1)LCCT→セントラルのバスが9RMなのに対抗してか、12RMと安い

2)なんだかんだで2時間位かかるバスに対して1時間と早い。

3) 街中でも電車で走るので渋滞に巻き込まれず時間の予測ができる
  →時刻表もちゃんとある。

というわけで、次回以降もこれを使いたいと思っています。

ちなみにクアラルンプールの安宿情報は↓にあります。

 

新刊でました!LCCTが閉鎖になって、KLIA2ができました。
しかしこの本を読んでおけばKLIA2対策はバッチリです!!



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フォントにやる気が感じられません!

この冒頭にあるようなインパクトのある写真集を今日は公開します。
一言コメントもセットでどうぞ。

1)日本の某居酒屋チェーンのロゴに極めて似たマラッカのラーメン屋。
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2)インパクトのあるTシャツ

①入れなかったのかな・・・
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②なんでアトムなのにハングル?
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③痛そうだね・・・
poo

3)そんなに誇らしげに言わないでよ・・・
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4)それって何てシドニアの騎士・・・
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5)大前さんの話は中国語にも翻訳。そういえばマレーシアの
政策立案に関わってたんだっけ。
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6)惜しい!
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ナッツなんだな、ココナッツなんだな。惜しい!裏をみると・・・
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マレーシアの生産、なんだけど何か違う!

7)本気の店名なんだけど、なんか響きが色々アレ。
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8)その英日対訳はOKだけどなんでグラスにその名前?
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9)PとBは大きな違いがあります。
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ホウキのことね、一応。
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10)これ、地味に好き。
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11)長いよ!
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12)切羽詰って売りに出したような響きだね。
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おあとがよろしいようで・・・
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少し前に、知り合いと一緒にChildren's homeといった
感じの所を訪問してきました。 色々あって、親と一緒に
住めない12才以下の子供が20人くらい暮らしています。
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こんな感じのバックパッカー宿っぽい所に住んでいます。
以前勤務していた学校も寮があって似たような感じでした。
まぁ、その学校の方は3人部屋でこちらはもっと多そうでしたが。

そこで私はゲーム担当になったので

日本人の大人VS孤児院子供

のゲームとかを運営しました。それなりに楽しんでもらえました。

帰りは、ある日本人の家族に車で最寄駅まで送っていただきました。
その車内での会話の中で、 子供がふと発した言葉が気になりました。

「あの子達、かわいそうだね」

食事も好きなものが食べられない、集団生活。親と生活できない
孤児院暮らしは、駐在子弟として日本人学校に通う子供から見たら、
やはりかわいそうに映るのだろう。家庭や資金、教育もそうだが
時にそれ以上に大きな力を持つ文化資本が家庭内で引き継がれる。
その孤児院の子供には、無いものだ。そこを比較したら「可哀想」だろう。

しかし、この孤児院ではその日本人家庭にないものがある。
マレーシアという国の性質上、メンバーは中華系・インド系・マレー系が
人種に関係なく生活する。運営者はインド英語とはいえしっかりした
英語をしゃべる。そして皆近所の学校に通って一生懸命勉強している。
本人にはそんな意識はないだろうけど、一人で生きていくために。

この子達が労働市場で戦う20年後はどうだろうか?
この孤児院で少しだけ、上に書いた回答が揺らぐ可能性がみられた。

今回のゲームの説明は日英両方で行なった。説明の順番は
まずは英語で、次に日本語で行なった。英語で説明すると、
孤児院の子どもは皆大体一回で理解できた。日本人の大人は、
私からの日本語の説明を待っていた。

そういえば、孤児院の子供は英語で自己紹介をしてくれた。インド系の
女の子は、消え入りそうな声で話してくれた。(英語をインドで教えた
際に女性のエンジニアがこうだった。これは聞き取れなくて本当に困る。)
一方、日本人の子どもは自己紹介が英語でできなくて親に聞きながら
自己紹介をしていた。もちろん、私の英語の説明も分からなかったと思う。

たかが自己紹介の英語。そして、たかが10才の時の英語力。
日本人子弟の子供が親や文化資本にも恵まれ、思い切り勉強して
成長していけば、きっとそちらの方が将来的に幸せを掴む可能性は
今の時点では高いはずだと思う。今でもまだ「日本」はブランドだ。

10才位の子供の時点で優劣は分からない。孤児院から天才児が出て
ハーバードを卒業する事も理論上可能だし、日本人師弟がどこかの
インターナショナルスクールで麻薬を覚えれば人生はアウトになる。
可能性は無限なので、そう言った可能性は除いて普通の話をしよう。

普通の話をするとマレーシアではもちろん教育レベルに大きく
左右されるものの、英語は何とか仕事で使えるレベルの人が結構いる。
対する日本はどうかと言うと、英語力に説明は不要だろう。
そしてこの英語力の差はこれから先、広がる可能性の方が高い。
もちろんマレーシア人ができるようになって、日本人はあまり伸びない。

「日本ドメで英語ができないノースキル文系大卒」



「小さい時から異文化に揉まれて生きる、中国語と英語を話せる人」

になる。30年後、日本も少子高齢化に対処もせず国力を失い、
日系企業も死屍累々になった場合、どちらが生きやすいだろうか。
どちらの方が、選択肢が広がるだろうか。私は、30年後には
後者の方が選択肢が多いのではないか、と感じている。

「あの子達、かわいそうだね」

30年後に同じセリフを言えるか、私には分からない。
そういえなくなる原因は、私は危機感がない事だと思う。
日本側はこういうことに対して、みんな他人事で対岸の火事。
どうなるかは全くわからないけど、私からすると不安だ。
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知り合いに誘われて芸術鑑賞なんてしてみました。
思いっきり爆睡してしまったのでそれは置いておいて、
近くにあったところが面白かったのでそちらを記事にします。
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 マレーシアのクアラルンプールにコイセンターがあって、
鯉を売っていました。それも値段がすごいことになっている。
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このへんがなんと
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一番高い鯉だと45,000RM

(約135万円)

マジか。

まあ、でも高いのもちょっとわかります。
設備はかなりちゃんとしていますし。
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ちょっと安いのでも
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お値段は
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約2万円。ちょっと、これマジでその価値あるの?
と思われた方、クアラルンプールをナメたらいかんです。
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日本の錦鯉振興会(そんな組織があると知りませんでしたが)の関係みたいです。
それも国魚とかかいてあるけど、みなさん日本の国魚は錦鯉ですよ!
でも、↑このリンクにあるように家族ぐるみでの趣味なんですね、海外では。
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日本から、プロの人がこられているようです。
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日本でも受賞歴のあるかたとか。
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そういう人が技術を持ってきたようです。
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こんな感じで本格的(というかガチ)な養殖場です。

ちなみに、じゃあ売れてるか?というと正直な所わかりません。
(大きくなっているのは売れないで残ってるから?)
ですが、インドネシアの金持ちが趣味で買いまくっている
という噂も聞いた事があるので、マレーシアでも中華系の
金持ちが遊びで買う可能性もあります。

 ちなみに、ウチの会社の社長も、以前リアルに高級錦鯉を
買ったそうです。しかし、出張から 帰ってみると

コイがジャンプして水辺に上がって死んでた

らしいです。感想としては、

コイはもういいわ。

との事らしいです。ジャンプしない(?)で勝手に育って
値段が上がるコイの品種改良が求められますな。
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ちなみに日本だと何百万するらしいです。
マレーシア人の数年分の年収がとびますね。

頑張って、売れて欲しい。 日本でリタイアした年金生活の方、 
趣味にいかがでしょうか? 
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