会社の研修で魔法少女まどかマギカの1話2話をみた。
話があまりに面白くて、今週で一気に全部みてしまった。
ストーリーのネタバレはあまりしたくないので色々ぼかしながら現地採用の自分と重なるなぁと思う所に関して書きます。
気になる人は原作をみると更に理解が深まると思います。あと、
コレ↓だと英語の字幕で観られるので、勉強にお薦めらしいです。
①契約とは相互合意による交換。代償が必要である。
魔法少女になるには、「キュゥべえ」と契約をする必要がある。
魔法少女になる前に一つだけどんな願いでも叶えてくれる、
というのが話の設定。
海外で仕事をしたい!現地採用でもいい!!
という願いを叶えるためには、日本人駐在員がもらう
レベルの高賃金ではなく安い給料で働くことを受け入れたり、
外国人として海外に住む上で感じる色々な不便さを
受け入れる必要がある事が多い。責任は自分が持つ事になる。
けど、日本人現地採用は、現地の人からするとありえない
高待遇でもあることが結構ある、というとこは言う必要がある。
言葉の定義は大事ですので、契約はご計画的に。
②奇跡を起こす(夢を叶える)には膨大なエネルギーが必要
「奇跡」を起こすというのは、本来なら(または普通なら)
起きえなかった事を起こすという事とほぼ同じだ。
教員→通訳へのキャリアチェンジ
で考えると2年間通訳学校に通って一日10時間勉強して、
実務経験積む為にインドにいって、今でもマレーシアで
自分で勉強しながら仕事してる。私と同じような道を歩もうと
するエネルギーと気力がある人がどれだけいるかは疑問だ。
その過程を私は楽しめているけど、ストレスと感じるのが普通かも。
③「仕事」とは、結構報われない孤独な作業である
上の絵で黄色い髪の女の子が
「魔法少女も大変なんだよ」
という話をしてくれる、この辺は通訳の仕事とも同じ。
基本的に、仕事はできて当然。できないなら仕事はない。
もちろんちゃんとやれば感謝はされるし嬉しいし、自分の仕事で
周りの人が動くのをサポート出来るのはとても嬉しい。
でも、ミスをおかせないプレッシャーとも常に隣り合わせ。
普通の現地採用の人でも、日本で仕事をするのと違う
ストレスを感じる事が出てくる。ローカルと日本の狭間で
悩むのは現地採用の常みたいだし。向き合う必要がある。
おまけ
それと最後にもう一つ。アジア就職のキュゥべえ的なポジションを
もりぞお氏が司っているが、彼は基本キュゥべえよりも親切。
売り込み方というかスタンスは結構かぶる所が多いけど。
セカ就を読めば、ある程度現地採用が抱える苦労がわかる。
この点はかなり良心的に話をしていると思っていいと思う。
決してバラ色の未来が待っているわけではない、コールセンターで
日本に帰れないレベルの給料しかもらえない人もいる、という
「陰」の部分もある程度きちんと話をしているのは、フェアだと思う。
もっと悲惨な例もなくはない。どこを基準にするかはその人次第。
あとキュゥべえ的な可愛さはないけど名前がモリゾーに似てる。
※一応言っておくと実際のキュゥべえポジションになるのは
ローカルの人材派遣会社ね。彼自身は情報提供のみなので。
海外就職の人が増えても特にメリットはない。情報を聞いて
決めた人から感謝されるくらいか。